Kindleで作るのに向いている本は?

読書と編集千葉直樹です

Kindleで何冊か本を作ってみて、向き不向きがなんとなくわかってきました。

結論から言ってしまうと、文章の多い本に向いている。ということになります。

逆に言うと、図版がメインだったり、写真集的なものは向いていません。まあもちろん今のところ。ということにはなりますが。

まず、レイアウトに凝ることができません。これは電子書籍をスマホで読んでみるとよくわかります。あの小さい画面に凝ったレイアウトを表示すると拡大しないと見えないんです。ページを進む度に拡大縮小するというのはナンセンスですよね。

図版もそうで、写真はともかく、細かい図版はいちいち拡大するのが大変なんですね。

Kindle端末はタブレットなので少し違います。多少複雑でも結構見られます。でも圧倒的多数の人はスマホで読む。今のところ。

ちょっと違う角度ですが、これから聴覚を使ったUIがメインストリームに出てきます。そうなっても文章なら聞くことができます。そういう意味でも文章の本。これが優位。

文章でもレイアウトに凝ることはできません。改行をどう使うかというくらい。これはフローレイアウトだからです。

スマホで電子書籍を読むときは、各自読みやすいサイズのフォントに調整すると思います。これを変えるとレイアウトが変わりますよね。そういうレイアウトをフローレイアウトというわけです。

だから改行とか改ページくらいしかできないと思って原稿を作ったほうがいい。

見出しは使うことができます。少し大きい文字で表示するような感じ。HTMLで言うとH1〜3くらいを使う感じですね。箇条書きもできます。

図版は位置を固定するのはできないと考えましょう。文章を改行して、その次に置くという感じです。

というあたりで原稿を書くとすると、シンプルなツールでいいということになります。

僕のおすすめはGoogleドキュメントです。なにしろタダですから。GoogleドキュメントでMicrosoft Wordファイルを出力できますので、それをKindle Direct Publishingに入力して電子書籍データを作ることができます。

Microsoft Wordも実は無料版(Web版)があります。それを使ってもいいし、もちろん有料版のWordを持っているならそれを使ってもいい。ただ、僕はコラボレーションするためにOfficeのバージョンは最新を使ってもらうことにしています。

唯一、どうしても有料版Wordを使わなければならないことがあります。

それは縦書きの本を作る場合です。 今のところですが。

僕はそのためにOffice365を契約しています。

いずれにしても、原稿はシンプルなツールでどんどん書きましょう。スマホでも書けます。

ちなみに、WordPressでブログを書いている方であれば、その記事データから原稿の原型を作るお手伝いができるかもしれませんのでぜひご相談ください。コピペ地獄から逃れられるかもしれません(必ずできるわけではありません)。

今日は読書と編集のメイン業務、Kindle本を作るお話でした。

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