しおりの話
読書と編集 千葉直樹です
僕の本の読み方は乱読の極致みたいな読み方です。本を読むのが好きなので、順番に読もうとか、体系立てて読もうとか考えないのです。もちろん、1巻から順には読みますけど。
最大の乱読状態というのは並行して読んでいる本が多いことです。これ、前にも書きました。
新しく買う本も多いのですが、友人に頂いたり、古本を買ったりすることもあります。そういう本でわりと困るのがしおりがないことだったりします。
とにかく読みかけの本が多いのです。言うまでもなく、しおりがないとどこまで読んだかわからなくなるのです。それで、そのへんにあるメモ帳を挟んだり、レシートを挟んだり、果てはティッシュを挟んだりするのですが、とりあえず読んだ場所を記録するのにはいいのだけれど、さらに読み進むときにしおりの場所を動かすときにはちょっとだけ不便なんですね。
結局しおりに使うものの質ということになるんですが、例えばティッシュとかね、あきらかにヘロヘロしていて、ちょっと引っ張ったら破れたりして、扱いが面倒なんです。
まあ、ちゃんとしたしおりを使えばいいんだけど、なにしろ日常的に読んでいる本が二桁はあるので、あまり凝ったものは使っていられない。
使いやすい紙質、大きさで大量に手に入れられるものはないかと思ったわけです。
こういったものはやっぱり百均ですよね。DAISOでこういうの見つけました。

茶色いのと白いのが10枚ずつ。それに4mの紐がついているGIFT TAGです。
しおりにするにはちょっと小さめではあるのですが、ちょっと硬めの紙で、読む時にちょいと別のページに挟んでおいてもじゃまにならない細さだったりします。文庫本でも大丈夫。
もちろん面倒なので紐はつけません(笑)。
とりあえず20枚あるので、読み始めた本に片っ端から挟んでいけます。20枚もあって100円(税別)です。
GIFT TAGっていうのを本当はどうやって使うのか知りませんが、しおりにうってつけ。
これで安心して並行読みができる。とりあえず満足のいく品物を見つけてちょっとうれしかったお話でした。