ITエンジニアになろう講座二回目をやりました

読書と編集 千葉直樹です

昨日、「ITエンジニアになろう(2)」の講座を実施しました。

一回目はコンピュータのハードウエアとCPUの基本動作の話を中心にお話しました。8080というパソコン時代のはしりに使われたCPUのインストラクションセットを見てもらったり、メモリとI/Oの話をしたりと、最近はよほどの専門家じゃないと学ばないあたりの話でした。たぶんこのあたりピンとくる人はそこそこの年齢の方だろうなと推測します(^^;

昨日は二回目で、ハードウエアとアプリケーションソフトウェアの間になにがあるのか?というテーマでお話しました。

10年以上前に使っていたCPUとメモリが刺さったマザーボードとハードディスクとグラフィックボードを持っていって、CPUを実際に見てもらい、メモリの抜き差しをやってもらい、ハードディスクの重さを体験してもらったりして、CPUの中にあるソフトウエアからマザーボードに書き込まれているBIOSの話、ディスクにあるブートローダ、そこからOSが読み込まれて、OSは概略こんな構造になっていて、その上で動くアプリケーションはどう作られるのか。という流れです。

受講者はインターネットネイティブ世代。彼らに僕が体験した昔のコンピュータの話をちょこちょこはさみながらお話すると、結構楽しんでくれました。

ITエンジニアと言ってもいろんな職種があります。ソフトウエアの開発だけをする人ももちろんいるでしょう。でもひょっとすると社内SEなんていうなんでも屋さんになる人もいるかもしれません。

僕はエンジニアは見えない中身を想像できる人だと思っています。

これはモノを作るにしても、保守をしていくにしても必ず必要になる素養です。

そういう人たちにできるだけ見られる中身を見て、触ってもらうことは大切なことだと思います。

そして、案外昔々のコンピュータの話は想像力を強化するのに役立つものなのだなあと思いました。

受講者のひとりが面白い感想を伝えてくれました。

エンジニアがなぜ「サーバー」と言わずに「サーバ」と言うのか。それはたった1バイトがとても貴重だった頃のエンジニアの苦渋を表している。と言うのですね。

これはおじさんエンジニアとしてはうるうるくる感想です。

そこから、今はリソースが豊富に使えるからソースコードは読みやすく書いたほうが良いということにまで敷衍して考えているところに、僕は心のなかで「この人はいいエンジニアになる」と思わずにはいられませんでした。

マイクロコードから最近のコンテナアーキテクチャまで一時間半で概観するのは相当な早口です。でもひとつひとつを完全に理解する必要はない。頭の中のコンピュータシステムのイメージが少しだけ明確になって、ふと必要になった時に自分で詳細を調べることができるようになればよい。あとで「ああ、あのとき言ってたのがこれか」と思ってくれたら僕の目的は果たせたことになります。

エンジニアになろう!講座は全部で4回。あと2回はネットワークの話と、プログラミング言語やフレームワークの話をする予定です。

あと、もう一回、IT系のエンジニアをとりまく状況について話す機会を作ろうかと考え始めています。

これからエンジニアとして仕事をする人が楽しんで仕事ができることを願って。

次回のエンジニアになろう!講座は2月のはじめに実施する予定で日程調整中です。

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