自分を証明するものを考える(2)

読書と編集 千葉直樹です

前回は免許証のような身分を証明する書類がどの程度自分を証明してくれるのか?とか、インターネット上で自分を証明するのに使っているアカウントとパスワードの組み合わせがそろそろ破綻しつつあって、認証機能をGAFAみたいなところに任せる動きがでてきている話をしました。

最近、もうひとつ重要になってきたものがあります。

キャッシュレスのシステムです。

実はわりと昔から、アメリカなんかではクレジットカードがある程度の認証機能を持っていたようです。昔はクレジットカードを持てる人は限られていて、それを持っていること自体がステータスという感じの頃がありました。まあ、今で言えばブラックとかプラチナのカードを持っている感じでしょうか。

クレジットカード会社がこの人はお金を持っている人ですよと証明していたわけですね。

僕はあまり外国に行ったことがないので聞き伝てですが、ホテルなんかではクレジットカードを見せないと信用されないということはあったようだし、今もあるらしい。まあ、支払い能力があるかどうかを見極めるのは重要ですからね。

お金を介してではありますが、本人認証の役割を持っていたわけです。サインからPINに変わったらもっと証明能力は強まることになりますね。

日本人は現金を使うのが好きですが、最近徐々に普及し始めているキャッシュレス決済、あれはかなり本人認証が含まれています。

銀行の口座を結びつけるとポイントがアップしたりしますね。あれはお金を回収しやすいという側面もあるでしょうけど、それよりも銀行が厳密な本人認証をしているという背景があります。

また、携帯電話番号と結びついているケースもあります。これも特にレガシーキャリアは本人認証が厳しいからということが言えます。

要するに、決済と本人確認は不可分なので、それを認証に使うことが可能だということになります。

最近、GAFAが決済に進出してきています。Amazonはすでに自ブランドのクレジットカードを持っていますよね。Appleも表面に番号表示のないスタイリッシュなクレジットカードを発行しはじめています。日本にはまだ来ていませんが。

Facebookは各国の反発を招きながらもLibraという独自通貨の発行を研究しています。

これらを、決済を握るためと考えるのはちょっと短慮かもしれません。

このことにはもっと重要なことが含まれていると考えられます。

今日はここまで。

次回はどんな重要なことが含まれているのかについて触れていこうと思います。

前回はこちら。次回はこちら

Follow me!

読書と編集のオンライン講座

マンツーマンオンラインで読書と編集の講座を受講しましょう。1000円/30分から。

自分を証明するものを考える(2)” に対して2件のコメントがあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください