アバターを使ってZoomでオンライン会議をしてみた
読書と編集 千葉直樹です
世の中が結構たいへんなことになってきて、リモートワークが注目されているので、知り合いの間でZoomでの雑談会をやってみることにしました。
Zoomは使ったことがあるという方も結構いると思います。まあ、テレビ会議を手軽にできるツールですね。しかも制限があるとはいえ無料で導入できる。ホスト以外の人はアカウントを持つ必要もなく、ホストが指定したURLにアクセスするだけという手軽さで、パソコンでもスマホでも使える便利なツールです。
僕はこれを使ってオンライン講座とか相談とかをやっているのですが、案外やったことがないという人も多く、では一度体験的にやってみようということで雑談会を設定しました。
で、せっかくの雑談会なので、いままでやってみたことがないことを試してみようと思い、僕はアバターで参加するということにしてみました。
使ったのはSteamに載っているFaceRigというアプリケーションです。
有償のアプリケーションですが、VRとかARとか興味がある方は使ってみるとよさそうです。
設定としては、カメラとZoomアプリの間にFaceRigが入るように構成するだけ。あとは付属のアバターを選んであげるとカメラに映った顔を認識して瞬きしたり口を動かしたりしてくれます。意外と簡単でした。
ただ、ちょっと困ったのが目の表現。
僕は遠近両用のメガネをかけているので、どうしても画面を眼鏡の下側で見ることになるのですが、そうすると自然に顎が上がっていて、アバターの目があまり開いてくれないんです。一生懸命目を開くと開くんですけど、それはそれで大変なんですね。だからずっと寝ているみたいな感じでした。
それと、アバターによっては動きが小さいものがあって、うんうんみたいな動作をしてもほとんど動かなかったりして、感情が伝えにくいという問題もありました。
まあ、こういうのはアプリケーションとかアバターの作りによるので違うモノを使うと解消されるかもしれません。
あとはやはり手の動きは入れたいな。FaceRigは顔だけなので、手を振ったりみたいなアクションをつけられるかもしれないので今後の課題だな。
お仕事で使うことはあまりなさそうですが、オンライン飲み会とかでは遊べそうです。
(20200312追記)具体的なやり方をこちらに書きました。
いずれは自前のアバターを作って使えるようになりたいと思っています。
勉強することがたくさんあるのは楽しいですね。