Zoomでアバターを使ってオンライン飲み会をやろう
読書と編集 千葉直樹です
閉塞感と戦っているみなさんへ
札幌はすすきのも人が少ないみたいです。人が少ないからこの機会に出かけてお金を使ってなんとかして経済を回そうという人たちもいます。人が少ないので危険度は高くないという考え方もできるし、いつもは混雑していてなかなか入れないお店にも入れたりして、それはそれで良いなあと思います。
とはいえ、人が集まりすぎるとそれはそれでひとつのリスクになってしまうのが辛いところです。
それにしても、閉塞感とか、警戒感とかそういうストレスが本当は一番大変ですよね。
そんなわけで、少しはストレス解消になるかもしれないということで近いうちに仲間内でオンライン飲み会をやろうかなあと思っています。
オンライン飲み会ってなにが楽しいんだってことはまあやってみないとわからないんですけど、とりあえず雑談をするっていうのも少しはストレス解消になるんじゃないかなあということで。
どんな環境を使うのか?
ツールは最近すっかりメジャーになったZoomを使おうということにしているのですが、せっかくの飲み会なんだから少し遊び心を入れてみるのが良さそうです。
みんなね、オンラインで顔ださない方法ないかなと考えていたりすることがあると思うんですけど、ビデオをオフラインにしちゃうというのもちょっと寂しいじゃない?
というわけで、アバターをかぶって飲み会をやる。手軽に。という話をします。
手軽にと言ってもそれなりに準備がいるし、このやり方は2000円弱のお金がかかります。パソコンもお仕事用の最低限仕様ではできないかもしれません。僕がやってみたのはWindowsだけです。Macでも多分できると思いますけどまだやっていません。 残念ながらMacではFaceRig使えないみたいです(20200312追記)。
まあこんな条件でもやってみようという方はやってみてください。
準備1 Zoomを導入
Zoomに行って、サインアップしましょう。無料です。たぶんGoogleアカウント(Gmailアドレス)か、Facebookアカウント持っているでしょうから、それを使ってもいいですよ。新しく登録するとパスワードを新しく作ることになってまたひとつ管理するものが増えるので、既存のアカウント連携を使うのがいいです。そのかわりGoogleアカウントとかFacebookアカウントとかは死守する。二階層認証は絶対!
サインインすると自分でミーティングをホストすることができるようになります。プロフィール設定したり、背景隠したりもできるようになるのでオススメです。
サインインすると一番上、右の方に「ミーティングを開催する」っていうのがありますからね。そこから「ビデオはオン」っていうのを選びます。

すると、こんな画面になりますので、Zoomのアプリケーションをダウンロードしましょう。僕はすでにダウンロード済なので「Zoom Meetingを開く」を押しちゃいますけど、全く初めての人はダウンロードしてください。

特に問題がなかったら、Zoomのアプリケーションが起動して、さらにミーティング画面が開くと思います。出てくるダイアログの「コンピュータでオーディオに参加」をクリックする。
これでたぶん自分の顔が映っていると思います。ひとりミーティング状態ですね。顔が映らなかったらなにかおかしい。そこはなんとかして解決してください。状況によるので全部はかけません。ここまで不安だという方はリモートワークやオンラインイベントのためのZoom講座というのをやっていますのでご利用ください。僕の身の回りではほとんど問題が起こったという話は聞きませんが。
で、このひとりミーティングは終了しておきます。終了しないとあとの手順がうまくいきませんからね。
準備2 FaceRigをインストール
FaceRigっていうアプリケーションがあります。こういう説明がある。

WebCamに映った顔を認識して、アバター動かしてくれるアプリケーションです。これを使います。
これ、Steamっていうゲームのプラットホーム上のアプリです。Nitendo SwitchとかPlayStationとかはハードウエアプラットホームですけど、パソコン上にソフトウエア的にゲーム用プラットホームを提供するものです。
この時点でね、会社のパソコンとかには入れられないでしょうね。これは会社が悪いので諦めましょう。
で、とにかくSteamをインストールします。右上にSteamをインストールってありますからね。
インストールしたらSteamのアイコンがデスクトップにあるはずなので起動して、サインアップしてください。ここちょっとめんどくさいですけど、一度は通る道です。
無事にサインアップできたら、ストアっていうのがありますから、そこの右上あたりの検索窓から「FaceRig」って入力してください。こんなふうになると思います。

1480円ですね。クレジットカードなり、コンビニでSteamプリペイドカードを買ってくるなりして支払えるように用意しましょう。
で、この1480円のところを選ぶと、FaceRigのページに行きます。

で、いろいろ読みながら下の方にスクロールしていくと、「カートに入れる」があるので押します。

するとショピングカートに移りますので、買うと決意して、「自分用に購入」して決済手続きしてください。強い決意が必要ですね(^^)。
なんだかんだで購入できたら、「ゲームをインストール」というボタンが出てくるのでインストールしてください。ちょっと時間がかかります。この辺スクショ取っていないので画面出せないのが悔しいですが、「Steam ゲームの買い方」あたりでググると丁寧な説明ありますからね。そちらを参照してくださいね。
で、晴れてインストールが済んだら、自分のライブラリにFaceRigがありますから、いよいよ「起動」します。

準備3 FaceRigをやってみる
FaceRigを起動すると、こんな画面になります。

そこから、左の「LAUNCH」をクリックします。
うまくいったら、WebCamの撮影中のLEDが光って、こんな画面になると思います。

で、上の画面の①のアドバンスUIに変更を押して、メニューを詳細設定用にして、②(トラッキング)③(ブロードキャストに切り替え)と押してください。
うまくいったら、自分の顔を動かしたり瞬きしたり、口を動かしたりするとアバターが同じ動作をしてくれるはずです。
あと、④(表情の早い自動調整)で顔のキャリブレーションをすると、表情が出しやすくなります。
色んな顔をしたりして遊んでみてください。
準備4 Zoomと接続
では、デスクトップにあるZoomのアイコンをクリックしてZoomアプリを起動しましょう。

こんなの出ると思います。右上の歯車を押すと設定画面が出ます。

左のメニューから「ビデオ」を選ぶと、真ん中の「カメラ」がWebCamになっていると思いますので、それを「FaceRig Virtual Camera」に切り替えると、上のプレビュー画面がFaceRigの画面になると思います。それを確認したら画面を閉じます。右上の☓で閉じちゃってください。
さて、新規ミーティングを開いてみましょう。自分がアバターになったでしょう?

この状態にしておけば、次のミーティングからあなたはアバターです。
先にFaceRigを起動しておくことと、Zoomでビデオを「FaceRig Virtual Camera」にする。これがポイントですね。
ZoomのビデオをWebCamに戻せば自分の顔にもどることができます。ミーティング中ならビデオを一旦オフにして切り替えましょう。
アバターを切り替えるのはFaceRigの画面で右側に出るメニューの一番上の「アバター」を押せばできます。これはZoom起動中でもできますのでやってみてください。
まとめ
- がんばってZoomをインストールする
- がんばってSteamをインストールする
- がんばってFaceRigを買ってインストールする
- がんばってFaceRigの設定をする
- がんばってFaceRigとZoomをつなぐ
と、あなたもアバターでZoomに登場できます。
さて、Zoom飲み会の企画をしようっと。
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