ZoomがだめならSkypeで
読書と編集 千葉直樹です
目標
Zoomがセキュリティの不安があるので、一応別の方法も試しておく。
(2020/4/14追記 いろいろ実験したらまだSkypeは使いにくいという結論になりました。こちらの記事を参照ください。)
Skypeは?
これ、2003年からあるチャットとビデオ通話のサービスで、2011年にMicrosftに買収されて今に至るという老舗のサービスである。
Zoomも2011年創業で、知っている人は知っているサービスだった。その前はほぼSkype一択と言っていい感じだった気がする。
4~5年前、単身赴任していた頃は家族とSkypeで連絡をとっていた。インターネット接続があればお金がかからないしね。電話の代わりに重宝していたな。
ただ、Skypeは発信側も受信側もちゃんとアカウントを作る必要があるサービスだった。そこがZoomと大きく違う。Zoomはホストになる人がアカウントを持っていればよくて、繋がりたい人に会議ごとのURLを知らせておけば、それほど手間なくつながることができるところが大きなメリットだった。
最近の大変な状況で猫も杓子もZoomということになって急激に知名度が上がった結果、その利便性を悪用されたり、アプリケーションそのものにセキュリティ上の問題が見つかったりして、ちょっと守勢にまわっているという状況である。
特に、アプリケーションのセキュリティ問題は心配なので、どうしたものかという状態で、SkypeがZoomと同じような接続性のサービスを開始したという経緯である。
使ってみてどうか
Zoomと違うところは、Skype meet nowだとサインアップしないで会議を作ることができるところかな?

僕はアカウント持っているのでそっちに引っ張られちゃうんだけど、画面を見た限りにおいてはアカウントいらないみたいだ。会議を作ってURLを配るだけ。これは手軽。
そして、アプリケーションのダウンロードがいらない。ブラウザ上で接続可能だ。これは今回みたいなバタバタしたときには使える。
わりと使えるなと感じたのは背景をぼかす処理ができること。これ、背景に画像を使うのと違って、案外自然な感じだ。実用性が高いと思う。
PCを使ってSkypeで画像を加工できるかという観点でもいろいろ調べてみた。
まず、Snap Camera。これはちゃんとつながった。Lensをいろいろ変えて試してみたが、問題なく使える。実用性が高そうなのはMakeup CoolというLensかな。軽くメイクをした感じに加工してくれる。
それから、ChromaCamという背景を変えるアプリ。これも使える。まあ、ぼかす処理ができるので無理に入れなくても良さそうだけど。
そして、FaceRig。これも大丈夫そう。仕事じゃないシチュエーションだったら楽しいんじゃないだろうか。
で、問題があったのが、OBS Studio。これはなぜかOBS-cameraが選べなかった。僕はこれを一番使いたいのでちょっと残念。
ただ、ネイティブアプリ版の方では特に問題なく接続できることがわかった。
なんだかややこしいけど、Skype meet nowで起動されるのはブラウザベースのアプリで、ネイティブアプリとは違ったのですね。とりあえずネイティブアプリの方を使えばOBS Studioも使えるので一安心。
まあ、とりあえずこんなところ。
Zoomの代わりにSkypeを使うというのはありだと思う。確認してないけど、実用上めんどうな時間制限(Zoomの無料版は40分制限)もないんじゃないかな?
というわけで
次のオンライン会議にはSkype使ってみようかと思っている。いや、長時間実験だったらオンライン飲み会かな。
いずれにしても、複数の接続手段を用意しておくのは良いと思う。こんな時期だしね、サービスがいつダウンするとも限らないので。
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