テレビがつまらないので
読書と編集 千葉直樹です
時計代わり
朝は、時計代わりにテレビを入れておくことが多い。
僕は家で仕事をしているのであまり関係ないのだが、家人は出掛けるのでタイムキーパー代わりにテレビを使っている。
今日はBGMで
今日は家人がお休みなので、朝からテレビはやめて、朝っぽいJazz系の曲をGoogle Homeから流しっぱなしにしていた。こういうのもいいねと言いながらコーヒーを飲んだりして、僕は仕事に入り、家人は日頃から気になっているところの掃除などをしていた。
お昼近くなってちょっと気分を変えようと思って、Google Play Musicを開いて、「村下孝蔵」のラジオというのが出ていたのでそれを選んだ。
これ、50年くらい前から20年くらいのスパンの曲が入っているみたいだ。
懐かしい曲がたくさんあった。日本のフォークって感じの曲が多いのだけど、たまに八代亜紀とか入っているし、古い歌を最近の人がカバーしたのもあったりしてなかなかおもしろい。
昔の歌は詞がわりとしっかりしているなと思ったりする。詩として成り立っている表現が多い。短歌なんかのきっちりとした形式のある世界の流れの感じ。
今はもっと素直な言葉になっていることが多くて、ああ、そういう風に時代が変化したんだなと思う。
昭和歌謡が好きという若い人がいるらしい
若い人のなかに、昭和歌謡が好きという人がいる。
これも僕たちの時代とは随分違うアプローチから好きになっているんだなあと思う。
僕たちの時代とは比べ物にならないくらい今の人はみんな歌が上手だ。比較的素直な音の並びになっている昭和歌謡は物珍しい感じとともに、歌いやすさというのもあるのではないかと思う。
若い人が古い歌を好きだと言ってくれるのは嬉しいなと思う。そういう歳になったんだな。
いや、もちろん僕も最近の楽曲に好きなものはたくさんあるんだけどね。
そんなわけで
今日は一日中音楽を流して「懐かしいなあ」なんて言いながら過ごしたのだった。
何が出てくるかわからない曲のチョイス、ラジオっぽくていいなと思う。
ストリーミングで音楽を聴く楽しみってこういうところにある。これにお金払うのは全然ありなのだ。
日本のフォークが流れてくると、ギターをひっぱりだそうかなと思ったりするよね。