差が大きくなる事業の世界

読書と編集 千葉直樹です

一時退避と思っていない

テレワークで先行している企業の事例をニュースなどで見ていると、そもそも会社に行かなくてもできる仕事をきちんと認識して、それで事業が回るようにしているところが多いように思います。

それらの企業にとっては今回の状況でテレワーク体制を敷いたのは、ある意味で良いタイミングだからやってしまおうという感じです。

事態終息後ももとに戻そうなんて考えていないのです。なぜなら会社の仕組みをきっちりオンライン対応に移行したほうが、下世話な言い方ですが、全然儲かる!ということがわかっているからです。

無駄を一掃する

テレワークへの移行によって、これまでの仕事の仕方のムダがあぶり出されています。先行している企業ではすでにそういうことが済んでいる事が多い。あたりまえのことですが、生産性が向上しているのです。

そうじゃない企業と比べたら、これから業績の差が開くばかりなのは予測可能なことですね。

一周回っている

先行企業では、すでに「会社」というものへのイメージの修正が起きています。仕事はどこでもできるのだから、家でやってもいいし、会社に行ってもいい。そんな感じです。

もちろん、人が集まることによってできることは、集まらないでできることとは違います。だから集まったほうがよいことは集まってやればいいのです。

だから、そういう場所を用意するというのも企業のひとつの役割になるでしょう。

ただ、それはひょっとしたら常設である必要はないかもしれないし、これまでのように大量のフロアを要するというものとは違うことになるでしょう。

さらに言えば、閉じた企業の形をとる必要もないのかもしれません。

企業のお金の使い方が様変わりする可能性が高いです。

人と組織の関係が変わる

これまでは「社員」という形が当たり前でした。企業に属するというものです。

企業は社員を丸抱えで面倒を見る必要がありました。それは社員であることの大きなメリットでした。

しかし、このコストの高い方法は維持できなくなってきています。

副業解禁はその流れなのです。

人も組織もその良いとこ取りというわけにはなかなか行かないのです。

企業はこれまでの丸抱えを徐々にやめることによって、社員に対する縛りも外さざるを得ないのです。

人も企業依存をやめて、自分で様々なことをしなければなりません。

人と組織の関係は、従属関係ではなくなり、仕事があって、人はそこにジョインするというカタチに変わるのでしょう。

そこではセーフティネットのカタチもこれまでとは変わってくるでしょう。

失業保険の制度は、会社に所属していることを前提に設計されていますが、そうではない仕組みが必要になるでしょう。

ベーシックインカムというのも、そういう文脈で語られていることです。

じわじわと効いてくる

今は「有事」ですから、とにかく一時退避を必死で行っている状況です。

しかし、この状況でもしっかり先のことを考えてしたたかに準備を進めている企業や組織は存在するでしょう。

ここで変わることができた組織と、変われなかった組織がこれから明らかになってきます。

大きな文脈で見ると、持続可能性を高めた組織が残る。アタリマエのことですが。

自分が属する組織が、そのような組織かどうか、ちょっと考えてみるのもいいかもしれません。

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