本が読める時期が来ているらしい
読書と編集 千葉直樹です
読まない日はないのですが
本を読まない日というのは僕にはないのですが、読書にも好不調があって、読めない時には集中力が続かなくて読んでいる本の一章くらいで諦めてしまうこともあります。
それと、読む本の内容もありますよね。今日はこの本の気分じゃないなあなんてこともありますよね。
気持ちが乗らない時って、特に厚い本は敬遠しがちになりませんか?
僕は読みかけに結構厚いハードカバーがあって、読み進むのが大変だなと思うことがあります。時間がかかってもちゃんと読むことは読むのですが。
この数日、実はあまり体調が良くないのですが、なぜか読書が進むのです。昨日は少し難しいなと思って積んであった本を一気に読み終わってしまいました。余勢をかって同じように難しい別の本も読みだしたら、半分くらい読み進むことができました。
今日も読みかけになっているビジネス書を読み終えようと思っています。
どんな風に読んでいるのか
本の読み方は様々だと思います。
僕は小説などはじっくり一字一句読味わいながら読みます。学術書に近いものも理解しながらなのでゆっくり読むことが多いです。
ビジネス書はかなりパラパラめくって見る感じ。
他にもいろいろな種類の本がありますが、学術に近い専門書は速読になるかじっくり読みになるか中途半端なところで、このあたりの本が中途半端に読みかけていたりすることが多いのですね。
この数日は、この手のちょっとむずかしい本をサクサクと読み進められる時期のようです。
早く読めるときというのは、目の動きがちょっと違うのです。数行まとめて見る感じで、上からも下からも視線を動かして読めてしまいます。1ページを上下に3往復くらいで読む感じ。
「ん?」とポイントっぽい場所に来たなと思ったら少しじっくり読みますが、全体的にそんな感じで読みます。それでざっくり頭に入ります。
心持ちとしては、どんなことが書いてあったかイメージとして残す感じ。あとで気になったところを拾って読めばよいかなという感じです。
隅から隅まで読むのはどの本も変わりません。
本をどう使うか
読んだ本がすべて頭に入っている人はあまりいないと思います。
楽しく読んで忘れてしまうというのもありでしょうし、必要に迫られて読んだ本なども、時間が経つと忘れてしまうことが多いと思います。
僕はそれで良いと思っています。
案外、一度読んだものは無意識の領域にしまわれているものです。
そうやって蓄積されたものが無意識のうちにつながって、思考や着想のベースになっていくのです。
さて、今日もぐいぐいと本を読んでいこうと思います。
いずれ役に立つでしょう。