価値観の変化について考えた

読書と編集 千葉直樹です

とあるビジネス書を読んだ

昨日書いたように、このところ調子よく本を読める時期に入っているので、読みかけて積んであった本を片っ端から読んでいます。

その中に、セールスに関する本があって、まあ簡単に言うと、どうやって契約まで持ち込むかということが結構細かく書かれている本なのですが、途中にしてあったのはなんとなく古いなと感じたからなのですね。

営業の世界の人にしてみたら当たり前のことが書かれているのでしょう。ひとつひとつのやるべき行動はとてもよくわかるのです。やっぱりこれをやらないと契約まで進むことはできないよなあと思いました。僕はまだまだやれることをやっていない。と反省もさせられました。

ただ、書かれている手法は、ごく端折って言うと、ネット広告を打って、そこから見込み顧客をシステマティックに拾い出して、メールを出して、電話でクローズという感じでした。

これ、王道の手法です。使われているモノがメールだったり、電話だったりっていうのは今風なコミュニケーション手段に置き換えればいいのです。それをきちんとやるということがセールスの本質なのです。

ただ、僕がちょっと考えてしまったのは、この今風なコミュニケーション手段というところでした。

ネット広告・メール・電話

広告、やらないと始まらないってところはあると思うんです。でもなんか嫌じゃないですか?

テレビを見ていると、自分でコントロールできないコマーシャルが入る。これ、邪魔だけど避けようがないのでまあ流しています。ただ、最近は肝心の番組内容のほうがしょぼくなってきたことも相まって、放送型のテレビ自体を見なくなってきました。

お金払っても、広告がなくて、コンテンツに集中できるほうがいいなと思うようになってきました。

これ、Webの世界になるともうホントにどうにもならない状態で、とにかく広告が邪魔でしょうがいないというサイトがいっぱいあって辟易します。タダだから我慢はしますけど、似たような情報は他のサイトでも探せることを考えると、広告があることで損をしているサイトもあるだろうなあと思います。

明らかにコンテンツに中身のないサイトも結構あって、そういうのが検索の上位にあったりするのも嫌だなあと感じる。

これ、たぶん長期的にはサイトイメージが相当悪化するだろうなと思います。

メール、僕はGmailで受けてますけど、プロモーションメールって分けて表示してくれるんですよね。

で、どうしているかというと、僕はざっとSubjectを見て、よほど目を引くものじゃないと開かなくて、まとめて削除しちゃいます。開くメールは10日に1件あるかどうか……

ホントに邪魔だなあというしつこいメールは解除するんですが、解除するのが大変なのってあるじゃないですか。そういうのは迷わず迷惑メール行きにしちゃいます。

実をいうと、メールのやりとり、あまり好きじゃないのですね。

自分にとって有用なメールマガジンとか、連絡メールはもちろん読むんですけど、自分からメールで連絡とるのはちょっと面倒というのが本音です。

あと、電話。これはもう全くありえないのですね。

本を読んでいるうちに家の電話に一本営業電話がかかってきました。いまやみんなスマホやケータイもってますから、自宅の電話番号にかかってくる電話はほぼ営業電話です。連絡先としていろんなところに登録しちゃってますから仕方なく維持しているのです。

これがまた面倒なんですね。下手くそな営業電話の相手するのは時間の無駄です。最初から半分詐欺みたいなのもかかってきて、それをいかにうまく断るかってのもまあ神経使います。

いろいろ書きましたけど、この3つ、かなり筋が悪くなってきていると感じるのですね。

で、価値観のはなし

こんなことを考えながら本を読み終わって、twitterを眺めていたら、ライブに対する価値観のことをつぶやいている人がいました。ライブの価値に対して懐疑的なちょっとしたつぶやきです。

僕はそれなりの年齢ですから、ライブであることに価値があるって信じていて、ソーシャルディスタンシングなんて言われても、いずれライブに人は戻るだろうと思っているのですが、単純にそう信じるのは違うかもしれないと思いました。

年齢によるバイアスってちゃんと考えておかないといけないのですよね。

ゲームに没入している世代にとって、ライブって本当に価値があるんだろうか?って思うわけです。百歩譲って「ある」として、それが他のコンテンツよりも上位にあるって言えるのだろうか?と感じたわけです。

今は恣意的にタダで見られるテレビの世界とライブの世界を仕切っているだけじゃないだろうか?

もちろん、ライブではアーティストが観客から受けるフィードバックの相乗効果が大きいというのもあるわけです。そこで生まれるものは代えがたいものがある。けど、そう信じているだけかも。と疑ってみる必要があるなと思いました。

それは、本で読んだ営業手法に使われててる手段がちょっと嫌だなあと思った感じからの連想なのですね。

未だに電話が当たり前だと思っている人たちはいるし、メールがそれなりにイケてる方法だと思っている人もいるんだけど、このどちらも蛇蝎のごとく(これ大げさじゃないです)嫌う人も実際にいる。

ライブの問題にしても、VRの世界ではすでに新しい価値が生まれていて(例えば、観客として参加する自分が自分の好きな姿で参加できるとか、気楽にコミュニケーションが取れるとか、自分も場を作る側として参加できるとか)、それを超える魅力が本当にあるのだろうか?と問う必要があると思えるのです。

若い世代にとっては、「人が一か所にあつまるって危なくない?」ってことになっているかもしれないのです。

「えー、そんなわけないじゃん」と思ったとしたら、ひょっとして年をとったのかなと考えたほうが良いかもしれません。

もちろん、人が実際に会うことには大きな価値があります。でも、それはそんなに頻繁である必要はないかもしれないのですね。

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