ITデバイスの買い替え時期について考える
結論:毎年買い換える
読書と編集 千葉直樹です
毎年買い換える
ってどうでしょうね
えー。って思うでしょうね。極論ですからね。
なぜそんな結論に達したのかちょっと説明します。
簡単に言うと、今のITデバイスはデリケートすぎて、マメにお世話をしないとトラブルに巻き込まれるからです。
ITのことを知りたいという方の中には、このことをあまり知らない方がいらっしゃる。
よく話を聴いてみると、スマホのストレージがいっぱいになって困っているとか、アップデートが失敗してどうしたらいいかわからないとか、そういうトラブルのことが多いのです。
そして、大抵は物持ちが良い人なんですね。
この手の問題は、デバイスの更新サイクルを短くすることでだいたい回避できてしまいます。お金かけるとできる話。
そんなにお金かけたくないと思いますよね。よくわかります。
でも、こういう問題に対処するにはお金がかかります。対処できる知識を持っている人というのは莫大な時間をかけてそういう知識を得て、維持しているのです。
簡単に言うと、安価に使いたかったら勉強しなければならない。ということです。
知りたいけど難しいのはなぜか
やりたいことと「お守り」のバランスがとれていない
ITデバイスは常に新しくしなければどこかで問題を起こします。今のアプリはネットワークを介してクラウドとつながっています。クラウド側にアップデートがあるとスマホやパソコンでうごくアプリとの連携ができなくなることがありますから、併せてアップデートが必要です。そういうことを繰り返してアプリは使いやすくなっていくのです。
スマホもパソコンも、ずいぶん複雑な構造になっています。構造が複雑ということは、いわゆるバグー設計上の不具合ーがどうしても起きてしまうものなのです。
これは大なり小なりITデバイス以外にもあることですが、たいていはユーザが我慢するということで決着しています。変えるのが大変だからですね。
ITデバイスの場合はその機能の大半がソフトウエアで書き換え可能なのです。しかも、今はネットを介してそれができる。だからどんどんアップデートするというふうに仕組みが変わったわけですね。
デバイスのアップデートなどかってにやってくれればいいと思うでしょう?そう。だから今はほとんど自動なんです。でも、これを自動で動かすためにはそれなりにデバイスに余裕がなければなりません。
ギリギリの性能しかないデバイスをうまく動かすには自分でいろいろやりくりするという知識が必要になるのです。
便利な機能がどんどん出てきますが、便利になるということはざっくり言ってデバイスに求められる性能が高くなるということです。前より不便なカタチに戻そうと考える人はほとんどいないですから、求められる性能は常に高くなり続けているのです。
そんなの自分は求めていないという方もいるでしょう。
でも世の中は進歩し続けます。それを否定して生きていくことはできません。
ただ、ユーザから見たら、やりたいこと以外にやることが多すぎるということになっているのも確かで、そこのギャップが問題になっているのです。
とはいえ、進歩になだらかについていけるようにじわじわとアップデートが続いている。それをキャッチアップできるような知識は必要です。
今はそのキャッチアップのための知識アップデートをしてこなかった人が、大きくなってしまったギャップの前で「ITがわからない!」と言っている状況ではないかと思います。
これを埋めるには勉強するしかない。
それがどうしてもできないのなら、トラブルが起きるごとにお金を払うということになります。
そのコストを見えるようにしたのが、「毎年買い換える」の意味なのです。
よく考えてみると、自分の知識がないところにお金を払うのはあたりまえです。世の中にはそんなことがたくさんありますよね。
タダで得られるものは残念ながらない。そういうことなのです。
ITデバイスの買い替え相談やってます
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読書と編集では、パソコンやスマホを買い換えるときのアドバイスをおこなっています。
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