縦書きでブログ記事を書いてみる
読書と編集 千葉直樹です
とりあえず縦書き
縦書きのcssを段落のグループに適用してみる
今回は縦書きで文章を書いてみることにします。
インターネットがすでにインターネットという言葉を忘れるくらいに普及し、誰でも使える状況になった。ほぼアメリカ発と言い切っても良いくらいのテクノロジーに慣れてしまっているのだが、日本人として忘れてはいけない文化的側面があまり意識に上ることはない。
インターネットが実用主義的なところを持っているということもあるし、日本語の柔軟性が高いということでもあるのだが、いつのまにか横書きが当たり前になっていて、縦書きのことは忘れ去られている感じである。
本は紙がいいと思っている人の中には、無意識のうちにおざなりな縦書き対応しかしてこなかった電子書籍の弱点を感じ取っている人がいるかもしれない。
そもそも、横書きしかない世界で生まれたコンピュータは横書きの世界である。画面のスクロール一つをとっても、縦のスクロールが基本であって、左右へのスクロールというのはあまり便利にできてはいない。
だから文章を生み出すツールが基本的に横書きであるということになる。そして、キーボードで入力する文章は横書きというのがすっかり頭に染み付いてしまったと言っていい。
Microsoft Wordで縦書きをやってみると結構違和感がある。
それは、通常左上から始まるものが右上から始まるという実はかなり頭の切り替えが必要なことをやらなければならない違和感である。
なんとなく書けた感じだが、これは縦書き部分のdivにheightで高さ制限をしてあるのだ。部分だけに縦書きを導入するとこうならざるを得ないのは、このページの画面構成の基本が縦に長いからである。
部分部分に縦書きを取り入れるのはいいけれども、記事全体を縦にするとなるとサイト構成から考え直す必要があるということだろう。
道は長い。