もうロケットの打ち上げにはドキドキしない。でも英語の勉強ができる。
読書と編集 千葉直樹です
なめらかに動くシステムを見るワクワク感
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すでに日常になった
打ち上げはちょこちょこある
SpaceXのFalcon9を使ったミッションは、8月以降こんなにありました。
- 8/7 Starlink Mission 10 衛星59機の打ち上げ
- 8/18 Starlink Mission 11 衛星61機打ち上げ
- 8/31 SAOCOM Mission 衛星3機打ち上げ
- 9/3 Starlink Mission 12 衛星60機打ち上げ
打ち上げから衛星の軌道投入までは毎回Youtubeで公開されています。
9月3日のライブビデオはこれ。
打ち上げから15分程度で、60機の衛星をデプロイしていますが、それまでの流れるようなオペレーションが美しいのです。
打ち上げて2分40秒で一段目のロケットを切り離します。3分あたりで衛星を覆っているフェアリングをリリースし、8分50秒あたりで一段目のロケットが着陸地点に着陸します。そして15分経過したところで衛星をデプロイ。あとは所定の軌道に配置されるだけ。
毎回打ち上げ一時間前くらいにYoutubeの通知があるのでテレビでこの様子を流しっぱなしにしています。
飛行機の離着陸くらいの安定感が出てきた感じがします。成功が当たり前。一段目のロケットもフェアリングもきちんと回収して再利用。原価低減のために効率化するフェーズです。
この流れるような打ち上げの様子を見ていると、スペースシャトルは構造が複雑すぎて無理が多く、まだまだ一か八かで打ち上げていたのだなあと思ってしまいます。
もちろん有人飛行とはリスク管理レベルが違うわけですが、打ち上げの回数が増えれば増えるほど成功確率は高まるわけで、ISSへの飛行もどんどん手軽になってくるのでしょう。
英語を聴く
同様のミッションの様子を繰り返し聴ける
打ち上げのたびに公開されるYoutubeライブを見るのは結構楽しいです。打ち上げシーケンスを覚えてしまうので、英語のコメントが少しずつ聞き取れるようになってきます。
ITの世界で日常的に使っている言葉の意味を改めて調べてみて、なるほどと納得することもあります。
まだまだネイティブ話者のスピードにはついていけていませんが、これまでの人生で一番英語を聴いている状況はなかなか良いなと思っています。
やっぱり語学は興味のある話題で学ぶのがいいですね。
今月も来月も楽しみな打ち上げがあるので楽しんでいきたいと思います。
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